三宅宏実・3大会連続メダル獲得の可能性は?【東京五輪・重量挙げ49キロ級】

過去のオリンピックで2大会連続でメダルを獲得しているウエイトリフティング(重量挙げ)選手の三宅宏実さん。

東京オリンピック2020では、谷亮子さんい続く女子史上2人目となる夏季五輪5大会連続出場が決定しました。

三宅宏実さんは3大会連続でメダルを獲得することができるのでしょうか?

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三宅宏実の成績【全日本選手権・世界選手権・オリンピックなど】

ウエイトリフティング(重量挙げ)の三宅宏実選手のこれまでの成績を見てみましょう。

2002年 全日本選手権 53キロ級 3位
2002年 世界選手権 53キロ級 9位
2003年 全日本選手権 53キロ級 優勝
2003年 世界選手権 53キロ級 11位
2004年 全日本選手権 48キロ級 優勝
2004年 アテネオリンピック 48キロ級 9位
2005年 世界選手権 48キロ級 4位
2006年 全日本選手権 48キロ級 優勝
2006年 世界選手権 48キロ級 銅メダル
2006年 アジア大会 48キロ級 6位
2007年 全日本選手権 48キロ級 優勝
2007年 世界選手権 48キロ級 5位
2008年 全日本選手権 53キロ級 優勝 トータル193kg
2008年 北京オリンピック 48キロ級 4位
(スナッチ80kg、クリーン&ジャーク105kg、トータル185kg)
2009年 全日本選手権 53キロ級 優勝
2010年 全日本選手権 53キロ級 優勝
(スナッチ87kg、クリーン&ジャーク112kg、トータル199kg いずれも日本記録更新)
2011年 全日本選手権 53キロ級 優勝
(スナッチ90kg、クリーン&ジャーク117kg、トータル207kg いずれも日本記録更新)
2011年 世界選手権 53キロ級 6位
(スナッチ88kg、クリーン&ジャーク115kg、トータル203kg)
2012年 ロンドン五輪 48キロ級 2位
(スナッチ87kg、クリーン&ジャーク110kg、トータル197kg)
2014年 アジア大会 48キロ級 2位
2015年 全日本選手権 53キロ級 2位
2015年 世界選手権 48キロ級 3位
(スナッチ85kg、クリーン&ジャーク108kg、トータル193kg)
2016年 リオデジャネイロ五輪 48キロ級 3位
(スナッチ81kg、クリーン&ジャーク107kg、トータル188kg)
2017年 レディースカップ 53キロ級 優勝
2018年 全日本選手権大会 48キロ級 優勝

選手歴が長く、多くの華々しい成績をおさめている三宅宏実さん。

ロンドン五輪とリオ五輪で2大会連続のメダルを獲得されています。

東京五輪でのメダル獲得も期待したいところですが、3大会連続となるメダル獲得の可能性はどれくらいあるのでしょうか?

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三宅宏実の東京オリンピックでのメダル獲得の可能性

数々の実績を残してきた三宅宏実さんですが、東京オリンピックでのメダル獲得の可能性はあるのでしょうか?

直近の大会記録を見ると、ちょっと難しいという印象です。

直近の大会記録

2018年11月 世界選手権 49キロ級 9位
(スナッチ79kg、ジャーク102kg、トータル181kg)

2019年4月 アジア選手権 49キロ級 5位
(スナッチ81kg、ジャーク106kg、トータル187kg)

2019年5月 全日本選手権 49キロ級 右足負傷のため棄権

2021年4月 アジア選手権 49キロ級 8位
(スナッチ73kg、ジャーク98kg、トータル171kg)

階級の再編により、これまでのオリンピックで出場していた48キロ級がなくなったため2018年の世界選手権あたりから49キロ級で出場しています。

東京オリンピックではトータル200kgを目指すとしていましたが、直近の大会では目標にほど遠い記録となっています。

2019年5月の全日本選手権で、棄権する原因となった右足の肉離れや、さらに追い打ちを掛ける腰痛の疲労骨折が、三宅宏実さんの成長を阻んでいたようです。

さらにコロナの影響もあり思うように練習ができなかったようです。

伸び悩んでいた三宅宏実さんですが、世界選手権やアジア大会で上位を占めた選手はどれくらいの結果を出しているのでしょうか。

上位選手の記録

【2019年 世界選手権 49キロ級】
優勝 蒋恵花(中国)(スナッチ94kg、ジャーク118kg、トータル212kg)
2位 Hou Zhihui(中国)(スナッチ94kg、ジャーク117kg、トータル211kg)
3位 リ・ソングム(北朝鮮)(スナッチ89kg、ジャーク115kg、トータル204kg)

【2021年 アジア選手権 49キロ級】
優勝 Hou Zhihui(中国)(スナッチ89kg、ジャーク117kg、トータル207kg)
2位 Jiang Huihua(中国)(スナッチ89kg、ジャーク118kg、トータル207kg)
3位 Chanu Saikhom Mirabai(インド)(スナッチ86kg、ジャーク119kg、トータル205kg)

どうやら三宅宏実さんが東京オリンピックでメダルを獲得するには、トータル200kg以上は必須になりそうです。

怪我やコロナの影響で、大会出場時は結果が出ていませんが、本当にメダルは無理なのでしょうか・・・?

2016年のリオオリンピックは腰や膝の故障の影響があったにも関わらず、痛み止めの注射や鎮痛剤を服用しながら満身創痍で銅メダルを獲得されました。

その後身体を労わるため1年間の休養を挟みましたが、腰痛が悪化し、満足に練習ができない日々が続いていましたが、そんな中でも2017年のレディースカップや2018年の全日本選手権大会は優勝しています。

インタビューでは自己ベストのトータル207kgも出せない数字ではないと語っていました。

「やるからには金メダルが目標。(自己ベストの)トータル207キロも出せない数字ではない。スキルアップしたい」。最終盤を迎えた競技人生を輝かせるため、気力を振り絞る。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071900094&g=spo

東京オリンピックを集大成として練習に励んでいるようです。

トータル207kg以上の記録が出れば、メダル獲得の可能性は高いのではないでしょうか?

年齢的にも、気持ち的にも東京オリンピックで引退される可能性もありますし、最後の気力を振り絞って全力でぶつかっていかれることと思います。

3大会連続となるメダル獲得に期待したいですね!

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三宅宏実のプロフィール

三宅宏実(みやけ ひろみ)
生年月日:1985年11月18日 34歳
身長:147センチ
出身地:埼玉・新座市生
家族:
父・義行:1968年メキシコ市五輪フェザー級銅メダリスト
伯父・義信:64年東京、メキシコ市両五輪でフェザー級金メダリスト

三宅宏実のオリンピック3大会連続となるメダル獲得の可能性についてのまとめ

ウエイトリフティング(重量挙げ・49キロ級)三宅宏実さんの東京オリンピックでのメダル獲得の可能性について考察しました。

怪我の影響で満足に練習ができなかったり、各大会で結果が出せないことが多かった印象ですが、トータル200kg以上を出すことができればメダル獲得の可能性はあると思います。

東京オリンピックを集大成とすると語っているため、ぜひ自己ベストのトータル207kgを更新してほしいです!

結果を楽しみに待ちたいと思います!

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