木村拓哉さんが全編英語の海外制作ドラマに初出演されることが決定し、話題になっています。
木村拓哉さんが出演されるのは「ザ・スウォーム(The Swarm)」が原作となるドラマらしいのですが、原作はどんな小説だったのでしょうか?
あらすじや、木村拓哉さんが演じる役どころについてまとめています。
小説「ザ・スウォーム(The Swarm)」原作のあらすじ
ドイツ人作家のフランク・シェッツィングによる長編海洋冒険小説です。
ノルウェー海で発見された無数のゴカイが、海底でメタンハイドレートの層を掘り続けていることが海洋生物学者のヨハンソンより判明した。カナダ西岸ではクジラ等の群れが船を襲い、クジラの研究者のアナワクが調査を始めた。同じころ、世界各地でも猛毒のクラゲやバクテリア(フィエステリア)が潜むロブスターが猛威をふるった。
ヨハンソンとゴカイの調査を続けるボアマンがゴカイによる大陸斜面の崩壊を危惧したが時すでに遅く、ヨーロッパ北部の都市は30mを超える大津波によって壊滅した。ついにアメリカが立ち上がって世界中の科学者が女性司令官リーのもとに集められ、異常事態の原因の調査がはじまった。その矢先、フィエステリアを搭載したカニがアメリカの都市を襲う。
研究者たちの実験、研究の結果、異常行動をとった生物が、共通の物質「形のないゼラチン質」を持っていたことが判明。そして中東国による生物兵器テロ説など様々な憶測が飛び交う中、ヨハンソンは深海の知的単細胞生物「yrr」による攻撃だという理論を展開し、多くの賛同を得た。
その仮説を証明するために、一行はヘリ空母インディペンデンスに乗り込みグリーンランド海へ向かう。
一方、リーやCIA副長官ヴァンダービルトは、アメリカ合衆国、自らのために密かに計画を進めていた…。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B1%E6%B5%B7%E3%81%AEYrr
小説「ザ・スウォーム(The Swarm)」の日本語版
「ザ・スウォーム(The Swarm)」の日本語版は「深海のYrr」(しんかいのイール)というタイトルで発売されています。
上・中・下巻の3部構造になっています。
ドラマ「ザ・スウォーム(The Swarm)」の概要とあらすじ
今回ドラマ化される「ザ・スウォーム(The Swarm)」は、独仏伊など欧州各国の主要放送局とHulu Japanの共同製作になり、プランク・ドルジャーさんが製作総指揮を務めます。
ドルジャーさんは大ヒット海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の主要プロデューサーの一人であり、数々のエミー賞を受賞されてきた実績のある方です。
世界規模の共同製作というだけあって、10カ国以上からキャストが選出されているとか。
その中で日本代表として選ばれたのが木村拓哉さんだったようです。
ドラマ「ザ・スウォーム(The Swarm)」で木村拓哉が演じる役は?
海外ドラマなので外国人として演じるのかと思いましたが、木村拓哉さんが演じるのは日本人役のようです。
木村が演じるのは海洋問題に取り組む“ミフネ財団”創設者で、人類の危機に立ち向かう科学者グループの一つを組織して自らチームを指揮するアイト・ミフネ役。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8c7ceacb0649ca658456bcf1ea4815546fe4b22
作品の後半部分でキーパーソンとなる人物だそうですが、原作の主要キャラには見当たらない人物なので、ドラマのために特別に用意した役なのかもしれません。
実際にドラマ製作の総指揮を務めるプランク・ドルジャーさんも以下のように語っています。
ドルジャーは「原作『THE SWARM』のドラマ化に当たっては、クリエイティブ面でさまざまな課題がありました。最もやりがいのあった課題は、ますます多様化する現代の科学者コミュニティを反映して登場人物を再解釈することでした。これにより、小説が執筆された2004年当時には想像もつかなかったようなキャスティングが実現しました」と語っている。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.cinematoday.jp/news/N0124120.amp.html
Huluでの放送開始はいつから?
2022年に全世界同時放送&配信開始予定で、全8話を予定しているそうです。
ロケ地はイタリアで、撮影期間は2021年6月~9月を予定されており、木村拓哉さんは2021年7月に現地入りします。
コメント